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『学術講演会:認知症』
薬剤師Kです。
薬剤師会主催の 学術講演会に参加しました。
今回のお題は 認知症。アルツハイマー病の病態と薬物療法、
認知症の進行に伴う摂食嚥下障害について勉強してきました。
抗認知症薬である コリンエステラーゼ阻害薬は、
投与開始時期および有効用量へ増量する時期に
吐き気や食欲不振が出やすいことは 薬剤師なら常識です。
ですが 患者さんやご家族にとっては あずかり知らぬこと、
服薬を中断してしまう大きな原因です。
逆に 副作用と その対処方法を説明することにより、
服薬アドヒアランスが向上するというデータもあります。
こうした情報提供を行い、患者さんの服薬継続につながる
アドバイスをすることは 薬剤師の大切な役割です。
ところで 現在使用されている抗認知症薬には
さまざまな剤形があり、患者さんの 嚥下機能や
服薬管理状況に合わせて 剤形を選ぶことが可能です。
どんな種類があるか知っていますか?
答:錠剤・口腔内崩壊錠・フィルム剤・内用液・細粒・
ドライシロップ・ゼリー剤・貼付剤