「糖尿病の薬物療法セミナー in上越」

薬剤師Kです。

この秋は糖尿病関連の研修会が目白押しです。

今回は「糖尿病の薬物療法セミナー in 上越」に参加しました。

このセミナーでは インスリン注入器・注射針といったデバイスのしくみやその歴史、 および注入手技についてお話を聞くことができました。

インスリン注射が世界に登場したのは1923年。当時は金属製の注射器に 長くて太い針を煮沸消毒して繰り返し使用していたとのこと、…うぅ、痛そう。

現在のインスリンは あらかじめカートリッジが組み込まれた プレフィルドタイプが主流となり、注射針も 細く短い 痛みの少ないものが使用されています。

患者さんが 安全・確実に注射を続けることができるよう、約100年の間に大きな進歩を遂げています。

現在も20年先を見越して開発が続けられているとのこと、2036年にはいったいどんな インスリンが使用されているんでしょうか。

ちなみに ターミネーターが未来から送られたのは2029年です。人類に危機が訪れないよう祈ります。

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